波は
打ち返していた
空をはいいろの雲が覆っていた
はいいろの
海がひろがっていた
西の山の頂はしろい雲に隠れていた
朝
めざめて
なぜベットの足もとの壁をみつめて
泣いたか
わからない
無数のひとびとの悲しみのなかに
ない言葉がある
波は
打ち返していた
空をはいいろの雲が覆っていた
はいいろの
海がひろがっていた
西の山の頂はしろい雲に隠れていた
朝
めざめて
なぜベットの足もとの壁をみつめて
泣いたか
わからない
無数のひとびとの悲しみのなかに
ない言葉がある