temple 寺

 

紅白を
はなれて

ひとり
高橋悠治さんの

インヴェンションとシンフォニアを聴く

なぜ
シンフォニア11 BWV797を聴くのか

わからない

北の姉をおもう
北の母を憶う

そこは真っ白の雪が降っていて

姉がいて
母がいる

寺は胸をひらいている