おどなすてわーばみずでだんだが

 

工藤冬里

 
 

まだ生きている
病室からの顔を分けて考えることが出来なくなっている
どうぶつの言葉
おねえさんはまだ暑い
モバイル器具はアカシアで作る
箱の中には
箱の上には
年に一度の出入りに意味を持たせる
その所有そのものには意味や力はなかった
二つのものは跪いて下を向いていた
跪く者を拝むことはない
声もそのものからそのものの声が出ることのないよう
そのものからは出ず二つのものの間から出て顔の前に置かれていたが向きがないような顔の前に置かれていた
一羽一羽
一話一話
助けて
犬みたいなにおい
一緒にコツウォルズに行った
五羽目はただです
帆を畳んで
膜が取り除かれたので
津軽弁で叫び
最後の痛みは酸味が勝った
支払いは完了した
領収が裂け箱が見えた

 

 

 

#poetry #rock musician

From the top of the hill you can look over the city.
その丘の頂から町を見渡すことができます。 *

 

さとう三千魚

 
 

staring at the west mountain

morning

when I wake up
open the window of the room

staring at the west mountain

the west mountain were under the clear sky

the west mountain
the top was hidden in the rain clouds

the west mountain
a white cloud was floating above the top

there were such days

there is a woman who once lived over the west mountain

have children

the west mountain is a blue-green mountain

probably a massif of several mountains

I have walked halfway on the farm road

there is a orange field
the oranges were growing

the blue sea was spreading under my eyes

From the top of the hill you can look over the city *

 

 

西の山を
見る

目覚めると
部屋の窓をあけて

西の山を
見る

西の山は晴れた空の下にいた

西の山は
雨雲に頂が隠れていた

西の山は
頂の上に白い雲が浮かんでいた

そんな日々があった

西の山の
向こうに

かつて暮らした女がいる

子どもたちがいる

西の山は
青緑の山だが

いくつか山が集まった山塊なのだろう

農道を登り
途中まで歩いたことがある

みかん畑があり
みかんが実っていた

眼下に青い海がひろがっていた

その丘の頂から町を見渡すことができます *

 

 

* twitterの「楽しい例文」さんから引用させていただきました.

 

 

 

#poetry #no poetry,no life