広瀬 勉
#photograph #photographer #concrete block wall
なることができないからなりすましている
選択肢は幾つかあった
永遠の命と引き換えの享楽などない
地下鉄東西線は地上ではお弾きみたいに溶けている
角の席では小判がお弾きみたいに透明になっている
弾き飛んだボタンは月ではなかった
白黒逆転させると地球が映っていた
散弾銃から弾け飛んだのは
ボタンではなく恥だった
全ての顔は一緒だった
全ての子供は右翼になった
ボタンダウンしか売ってなかった
国盗りゲームはなかった
戦国時代はなかった
江戸時代はなかった
言ってみれば今が戦国
過去は未来が決めていた
未来が過去を決めていく
家猫が満足するように
ドームの内側で自足していた
外は氷だったが
暗くて見えなかった
疲れるまでやる気だ
昆虫は食うな
抗生物質漬けの
食糧危機は温暖化ビジネスなのでザレパテ方式で行くこと
鯖缶の株とか上がってるんじゃない?知らんけど
代替食糧、虫とか人造肉とかの企業
あとは安い暖房
#poetry #rock musician
再一次栩栩如生,在延期歸還的霞光中,舟楫
歲月遠去。最初的聲音,向
另一個人伸出手來
緊握,如同緊握未來的石斧。
"讓該死的死去吧"
碎片,原形畢露
手中之斧已跌落昨日的屠房
血氣彌漫,恐懼的低語停止了呼吸。
我們曾經見過的世界只剩下記憶
儲藏進這疼痛的口供。
羊村的囚徒從禁錮中歸來,
輓歌,填入裂開的空缺。
倏忽的靜寂,飲了一杯,
喪失的風再一次栩栩如生。
2022年10月10日 西貢
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再一次栩栩如生,
またふたたび溌剌と生気に満ちて、
在延期歸還的霞光中,舟楫
引き延ばされた帰還の彩なす光のうちに、船こぐ
歲月遠去。
歳月は遠く去っていった。
最初的聲音,向
最初の声が、
另一個人伸出手來
別の一人にむけられ、手を差し伸べ
緊握,如同緊握未來的石斧。
しっかりと握りあった。まるで未来の石斧を堅く握るように。
"讓該死的死去吧"
「死んだほうがいい奴は、死なせてやれ」
碎片,原形畢露
砕けたかけらは、すっかり正体を現して
手中之斧已跌落昨日的屠房
手にした斧はすでに滑り落ち昨日の屠殺場には
血氣彌漫,恐懼的低語停止了呼吸。
血なまぐささが満ち満ち、おののく弱々しい声は、呼吸を止めた。
我們曾經見過的世界只剩下記憶
我々がこれまで見てきた世界は記憶だけを残して、
儲藏進這疼痛的口供。
この痛々しい供述の中にしまいこまれる。
羊村的囚徒從禁錮中歸來,
羊の村の囚われ人は禁錮から帰還し、
輓歌,填入裂開的空缺。
挽歌は、裂けて口を開けた隙間に埋め込まれた。
倏忽的靜寂,飲了一杯,
突然の静寂のなかで、一杯やれば、
喪失的風再一次栩栩如生。
失われた風にもう一度生気が漲る。
2022年10月10日 西貢
2022年10月10日 西貢にて
日本語訳:ぐるーぷ・とりつ