美というよりも罪の匂いし彼岸花

 

一条美由紀

 
 


不便な天国より便利な地獄

 


ハグする時のやわらかい髪が言葉を伝える
笑い合う瞳は生きていい許可のよう
幸せや愛は儚いからそっと手のひらに隠す

 


色々あるよね?
うん、休みなしに色々と事は起こる
疲れちゃって、もういいやと思うことある
うん、やめたいな、、と思ったりする
でもなんとかね、どうにかね、明日も行くんだよね
うん、仕方ないよね たまにいいこともあるしね

 

 

 

なにもかも ***

 

無一物野郎の詩、乃至 無詩! 107     syun さんへ

さとう三千魚

 
 

歩いていると

バラに
出会う

近所のヒトが

庭に
植えている

いろんな
バラが

いる

なにもかも
好き

になる

 
 

***memo.

2024年10月5日(土)、
京都 徳正寺 門前での”無一物野郎の詩、乃至 無詩!”第29回で作った107個めの即詩です。

タイトル ” なにもかも ”
好きな花 ” 近所のバラ園のバラ全部(いろいろな色) ”

 

 

 

#poetry #no poetry,no life