廿楽順治
わたしの首に掛けられたこれを
なんとみますか
(天下ごめん)
その指先を水でぬらし
わたしの舌を冷やしてください
ぜったいやだね
ふたりの女がうすをひいている
きょうも
なんか命が重たいあたしたちさ
死人のなかから
よみがえってくるものがあっても
(pha!)
この世界の傷はずっとむこうにある
これをみなさんは
(pha!)
いったいなんとみますか
わたしの首に掛けられたこれを
なんとみますか
(天下ごめん)
その指先を水でぬらし
わたしの舌を冷やしてください
ぜったいやだね
ふたりの女がうすをひいている
きょうも
なんか命が重たいあたしたちさ
死人のなかから
よみがえってくるものがあっても
(pha!)
この世界の傷はずっとむこうにある
これをみなさんは
(pha!)
いったいなんとみますか
風なんだ
という
アネモネの青く
咲いていた
この世に
灰色の猫がいる
ふたり
いる
眼が
青い
六十年が過ぎた
風が吹いていた
ブロック塀の下にいる
咲いている
***memo.
2025年4月21日(月)、
高円寺の仮宿
jkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkhyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyk
、
kkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkk
kkkkkkkmu
0
ooooooooooooooooooooooooo
999999999999999
999999999999999999にて
灰色の猫の”路地”さんとともに書いた”無一物野郎の詩、乃至 無詩!” 124個めの即詩です。
タイトル ” がらん屋のエーコさんが好きな花だと言ったから ”
好きな花 ” アネモネ ”
#poetry #no poetry,no life;