夏の終わりに

 

無一物野郎の詩、乃至 無詩! 17     koichi 様へ

さとう三千魚

 
 

おわった
のか

おわったのかな

朝顔
咲いていたな

青かった
青かったな

虫の声
聴こえて

いた

眠るまえに
聴いてた

きみの
声を

聴いたことがある

いまも
聴いている

 

 

memo.

2022年9月4日(日)、静岡駅北口地下広場で行ったひとりイベント、
「 無一物野郎の詩、乃至 無詩!」第四回 で作った詩です。

お客さまにお名前とタイトル、好きな花の名前を伺い、その場で詩を体現しプリント、押印し、捧げました。

タイトル ”夏の終わりに”
花の名前 ”朝顔、青い”

 

 

 

#poetry #no poetry,no life

夏の終わりに」への2件のフィードバック

  1. 作品、拝見しました。ありがとうございます。
    少しの会話の中から、私の思う家族や、世代的な寂寥感を汲みとってもらえたようで、本当に嬉しかったです。

  2. 大村さん

    コメント、ありがとうございます。

    無一物野郎の詩、乃至 無詩!

    というひとりイベントで、
    眼の前を通り過ぎる人たちを見ていて、
    思うことは、
    詩は可能なのだろうかということです。

    可能だとしたら如何に可能なのだろうかということです。

    詩は、
    ほとんど不可能に近いことのようだと思っていますが、
    日々、生きるしかありませんね。

    先日はお会いできて、
    嬉しかったです。

    ありがとうございました。

    さとう三千魚 拝

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