水仙の花の、咲いてる 02

 

さとう三千魚

 
 

寒波が来ているのか
駐車場の水道管は凍った

水が出ない

フロントガラスが凍った
キレイだよ

家の
まえの

道ばたの
水仙の

花も
凍った

透明で
黄色い

昨日
日曜日

秋田の姉に電話しなかった

午後に
詩人に会った

〝桜の樹の下で〟 *

なかなか
いないね

〝壊れているのが好き〟 **

詩人とは
名乗らないだろう

夕方
モコをおいて海を見にいった

なかなか
いないね

うれしかった
うれしかった

 
 

* 神尾和寿さんの詩のタイトルから引用しました
** 神尾和寿さんが語った言葉から引用しました

 

 

 

#poetry #no poetry,no life

まだまだ硬貨が必要だった頃僕は

 

工藤冬里

 
 

ねにうえお年金一万五千円
ラりうレおウララ宇宙の風に乗る

まだまだ硬貨が必要だった頃僕は
工事中のハイウェイの下道を
白黒アフォーダンスに先導されながら走っていた
ナビは凍結注意を連呼していた
雪曇りの旋律が幾つも消えた
金はいつも
無駄遣いだった
仏語では右はいつもストレートに正しかった
不具合でさえ
正しかった
tout droit
国道のような人生があり
県道のような人生があり
農免道路のような人生があった
しかし私道は必ず行き止まりになりながら楽園に肉薄した
肉薄!
星のように裏側から肉薄した
ハイウェイから零れ落ちる者たちが舞った
それらを仕舞のポーズで見舞った
それが無頼というものだった
雪山は巨大な蚤が現れたようだった
それなのにパジャマのまま犬を散歩させていた
バサバサと書類は飛んだ
ひとおもいに退職したかった
やきとり屋はぼるがといった
大鋸屑の備長炭を使っていた
押し固めたチョコレートのようだと思った
遭難の際にはチョコレートが必要だ
今年ももう終わった
芽吹くのは、嘘だと思った
カラスはジグソーパズルの欠片のように空に嵌まっていた
落ち葉も細長い枯れ草も先を争って旋回していた
車たちはいろいろな色をしていたが昼のチャイムのように無意味に思われた
寒さは色にまさっていた
陽性の一人身は枯葉が見舞ったが
「凍(いて)」は孤独さえ孤独から引き摺り下ろした
国旗のはためく建物は注意深く記憶に収めた
ワシントンヤシのある、、
日の丸と星条旗と寒さが競っているのを志賀直哉のように観察していた
間違った黒を着ている人が多かった
桜の木のような黒であるべきだと思った
バタイユが冒頭で失業を出すのは狡いと思っていた
(ただそれで仕事・青空という曲を作ったんだった)

脳梗塞の祈りが蚯蚓の原を堰き止めている
ヤベツ校長の3つの願いとは校区を拡げ共にいて
災厄に遭ってもメンタルで害が及ばないようにして欲しいということだった
理由を知ることによって戦いを進めることができる
分画は感情と同じくひとの全体ではない
自由意志は愛のドームの境界内にある
感情ではなく原則に従って良心が働くようになればいいのに、と思った
まだまだ硬貨が必要だった頃のはなしだ

 

 

 

#poetry #rock musician

書くことへの執着を突きつけられて

 

ヒヨコブタ

 
 

本に囚われているような日々
もう何度も読み返しては毎日そのなかに入りこむ心地よさに嬉しく、また少し悔しい

わたしにはなにが書き残せるのかと
突きつけられるようなしゅんかんが痛くてまた心地よいのだ

この作者は一体何を思いこのストーリーにたくさんのひとをひきずりこめたのだろう
わたしは考えても仕方ないそれらに
頭の中半分程はしびれている

かつて今よりも真剣にそれこそ寝る間も惜しむレベルで書き散らしていた
それがじぶんができる唯一と信じて
わたしはなぜいまそれをしないのだろうか
あまりにその答えは狡くて現実的なのだ

死ななければいけないと思っていた日々にそれがあり、かきのこすまでは死ぬ訳にはいかないと取り憑かれていた
死ななくていいのだ、いつかその日がくるまではとわかったとき
あまりにホッとしてあまりに残酷にも思えた
いやそれは幸せなことなのだ
生きていていいのだとわかり、疑いながら生きていると
かきのこすということの意味も
また変わりつつある

わたしが書きたいのは
今頃地吹雪がすさまじく、春を待つあの地の人々のこと
それは何十年と変わらないというのに
わたしは本を読み返してはその心地よさに引きずられているのだ
なんという自堕落で幸せな日々なのかと頭を抱える
子どものように地面に寝転がってバタバタ手足を動かしたくもなる

このマスク1枚に護られた日々は
変わりつつあるらしい
持病を悪化させればわたしにも書く時間などないだろう
叫びだしたくなる恐怖と穏やかな日々は相反してもなお存在する

わたしは書くだろう
それを指命と思っているかぎり
何度でもジタバタするだろう
幸せで残酷な日々に

 

 

 

The Eyeball Person

 

村岡由梨

 
 

Whenever grown-ups saw me when I was a young girl,
they told me how “innocent and adorable” I was.
I was always at the end of their loving gaze.

On the train to my violin lesson,
a filthy, ugly man sitting across from me was staring at me.
So I slowly spread my legs under my skirt and stared back at him.
His eyes were glued to my crotch.
He yearned for the “thing” between my legs.
It’s my evil eyeballs in heat.
Eyeballs oozing with vile water.
The man’s vile gaze intertwined with my evil gaze
and I felt a cold dampness on my underwear.

After a while when the train arrived at my station,
I disembarked as if nothing had happened.
I nonchalantly headed to my violin teacher’s house
as my imagination ran wild about doing it
with that man in the station’s public restroom.
My eyeballs were ready to burst.

On the bicycle saddle
In the corner of the stairwell
With all sorts of methods,
I pleasured myself when I was young.
During such acts, what were my hollow eyeballs watching?

And now, after a real physical intercourse,
I lie in bed naked
feeling deeply ashamed of myself.
I’m mortified of getting pregnant with two children
through countless moments of ecstasy.
Many portraits of me are displayed in the room with the bed
where many faces of me stare silently at me.
In the darkness, staring at me are me, me, and me.
Sometimes she says, “You’re beautiful”
and sometimes she says, “You filthy devil” or “Drop dead.”
One of the portraits was drawn by Nemu (first daughter),
which softly calls out, “Mom, Mom.”
When a line is drawn down the center of my face,
half is the face of a kind mother
and the other half is a face of evil.
When Nemu sees my evil face,
will she still believe in my face of a mother?

 

May 31, 2021.
Nemu announced that she’s going to leave us sooner or later.
“Mom, Dad, why are you making me suffer like this?”
I see Nemu in my mind wail loudly with red tears streaming down her face.
A part of her probably wants to flee from me
who suffers in the room enmeshed in gazes
of the mother, in other words, me.
She can flee and if she were to end up in an empty space,
we wouldn’t be there anymore.
She would be free.

I get jealous of Nemu’s youth.
And unexpectedly, I get rattled
by the thought of Nemu leaving me
not so far in the future.

Nemu, who’s so kind, still makes shaved ice
with the shaved-ice machine for the family.
She pours red syrup over it and smiles shyly.
“Here you go.”

The ice melts, and the red tepid syrup sways.
The sharp blades of the shaved-ice machine gleam
and I hesitate to touch them.
When we’re not around,
will somebody warn Nemu?
“Don’t cut your hand on the sharp blades of the machine.”
When we’re not around,
she might cut and hurt herself.
She might bleed red blood.
Who’s going to treat her wound?

The other day, a sunflower bloomed from a seed
that Nemu planted on her 16th birthday.
The sunflower stalk grew taller than me
and in no time at all, it even grew taller than Nonoho (husband).

The sunflower bloomed, seeking sunlight in the continuing cloudy weather.
A big, dry eyeball with yellow eyelashes.
A strong gaze that bravely tries to survive.

I remember the day when I first made eye contact with Nemu.
The newly-born Nemu
wrapped in white swaddling clothes
was in the incubator, silently watching me.
It was definitely me, a mother, at the end of Nemu’s gaze
as she toddled around, calling out for her mommy.
Back then, it was Nemu who was always at the end of my gaze.

Now that I’m older, if I crush the two evil eyeballs
idling in my hand all these years,
a pure, transparent jelly will ooze out.

I look up at the sunflower
and try to convince myself
that I don’t have to be ashamed.
Nemu taught me
what a beautiful desperate flower that a sunflower is.

 
 

Translation:Annie Iwasaki

*眼球の人(日本語版)
https://beachwind-lib.net/?p=30148

 

 

 

もう…死んでしまいたい。殺されてしまい、たい。🍀🍀(お年寄り、ちょっと、寄ってみました★★……ガルバ★★)

 

今井義行

 
 

バスターミナルに灯がともる

僕の住む、Hirai、というところは
東京下町の、小さな住宅街で
それでも駅前は多少は賑やか……🍀
そんな駅前で
……営業している3つのガールズバー

イァァ、全裸になって、街路…這いたい
市民に向けてアナルを開きたい……アナルに
拳……突っ込まれたイ!ソンナ気分!

「Flat well 」yeah!
「Seven 」 yeah!
「Liberty 」 yeah!3つの★★ガルバ★★

もう…死んでしまいたい。殺されてしまい、たい。🍀🍀ソンナ気分(お年寄り、ちょっと、寄ってみたいネ、★★……ガルバ★★)

キャバクラと比べて、サービス寂しいトコ
もちろん、女の子の同伴無し🈚
キス無し🈚お触り無し🈚
フゥ……ナ、ナいの…………ナイッ!

フゥ……めずらし…………めずらし!
そんな…水商売が、3つも、あらァ…………!

…………………………

モー、素直に、書くしかないな……。
僕には、勃起機能が無い🈚
59歳、種無し🈚子無し🈚
フゥ……ナ、ナいの…………!イァァ!
寄る辺が、無い🈚のでス……🍀🍀

駆け込むとしたら……モー
ガールズバー……★★ガルバ★★位★カナ?!
お酒、飲めないのに……サ!!
2時間 3,000円、だって…

ノンアルでも、入店O.K.だョ…。

もう…死んでしまいたい。殺されてしまい、たい。🍀🍀(お年寄り、ちょっと、寄ってみました★★……ガルバ★★)
そういう……【境遇】にサ、なっちまった、ヨ……。

最近、誰にも、人生をメチャクチャに…されて、ナイッ……。寂しくッテ、死にテェ ッ!😭😭😭

話は、トッツゼン変わるケド、僕は…オチンチン露出が好き、
なんだ…………!!
【露出癖】★ジジイ★
アチラコチラデオチンチン見せびらかしが、だーい好き。🍀🍀

【露出癖】のある、僕は、【マルコ】、サ。
「東方見聞録」の、ヒト、サ。
仮性包茎だから、包皮…剝いてる
【マルコ】は、ネェ13世紀に、中国に着いたョ……
僕……イタリヤ人さながらに旅ばかり……🍀しています 忙しいッたら、ないョ!

時々、無けなし🈚の年金…積み立てて
行っている………🍀山手線沿線・鶯谷
SM専門 ハプニングバー……などから、

帰還しては……😆興奮、冷めやらぬ
ウチに…………【露、】ロシアンスタイル!大開脚スッポンポン!?エヴリデイ エヴリナイト 🌠
ああ……鶯谷で、ジジイ‘扱いされたなァ……ッテね。チンコ、丸ッ出し😂

escalate!!escalate!!escalate!!

築45年の木造住宅で【変態性癖】暮らし!
部屋の中ではわざとチンコ丸出しで
過ごし……色んな配達員に
粗チンコ、見せつけちゃうのが、だーい好き!
チンコって…竿のハンダチも可愛いもんで ス。
配達員には、をんなも居てね…
「ウ…ワーッ…!!😂」
目を丸くされるのが嬉しくて、ッて
股の間でLEDみたいに、チンコ…揺れるのが
とっても、気持ちが、よくて!!

そんな【変態性癖】ッて dry orgasmの極致

イァァ、全裸のまま…自分の性器…咬みたい。
咬みちぎりたい。咬みちぎられ、たい。
いっそ、大量の浣腸を注ぎ込まれてしまいたい。大量のウンチが、溢れるような。

そして、ね……ウンチ、食べちゃう、のサ……🍀

僕は、マルコポーロ、サ!!
「東方見聞録」──の、人。
陸路を通って、手招きされる場所へ
行くのが、仕事ナノサ!!

…………そんな訳で、僕ことマルコは、
日本の社会を……彷徨しながら、
3つのガールズバー、★★ガルバ★★の内…「Liberty」
さん、の…常連になっていったのです!😆

“rhyme(ライム)”
“rhyme(ライム)”部屋の中ではチンコ丸出し♪ 嵌めるときにはいつもナヵ出し♪ 種付けするときャいつか孕まし♪

今夜は……バスターミナルの近くに
立って 人それぞれの舗道を、見てた…
そうして僕ことマルコは、雑居ビルの入口付近に…たむろしている娘たちを見た。
マルコは、旅人だから、サ
「混んでる……?」なんて……🍀🍀
お気楽に……訪ねちゃった、のサ。

「今夜は……混んでるけど、大丈夫よ。」ト…
「めるる」……🍀🍀という名札📛のコムスメは言った その呼び名は村の名のようだった

仔牛の群れでも、飼っていそうダナ……🍀🍀

たむろしている娘たち。何ともヤル気
無さそう🈚、不機嫌そう🈚ヨコッツラ。
iPhoneで、ベッチャベッチャベッチャ…………

“rhyme(ライム)”
“rhyme(ライム)”部屋の中ではチンコ丸出し♪ 嵌めるときにはいつもナヵ出し♪ 種付けするときャいつか孕まし♪

escalate!!escalate!!escalate!!

イァァ、夜の……灯は、チンコ泣かせ。汁、滲む
お巡りさんが、たむろしている娘たちに近づいてきた (ァァ……露出…したい!)
「あんたたち、未成年じゃないのォォォ…」
風吹くように………そうさとすお巡りさん。

娘たちは、しぶしぶ雑居ビルに戻っていく
僕も、雑居ビルのエレベーターに乗って🍀🍀3Fの「Liberty」に…入った……💦

(video に撮った自分の自慰sceneの間近に
顔を寄せきってオチンチンに齧りつこうとしたことがある……冒険家、マルコポーロが。笑)

「いらっしゃいませー!🍀🍀」
と、わかいマネージャーが言いました。
「お久しぶりー。お好きな席に、
どうぞ……( ^-^)_旦~………!!」

★★ガルバ★★は、カウンターがメインさ!

「何……飲みます……?🍀🍀?」
と、さっき会った「めるる」が言った
「ノンアルでも、いいよね?」
「はい。モッチロン……🍀🍀」
「めるる」のちかくに居た娘が、カウンターで…ノンアルとchocolateを出してくれた……🍀🍀「はい、どーぞ!!」
と、その娘は微笑んだ。「ぱるるです💕」
そして「めるる」の方が、
僕の頬に……軽くキスした…………😳😳
わ、二人とも、新人さん?
二人とも、い、わ、ゆ、る、ギャル
親切っぽい……ギャルタイプ。
小さなオッパイが、衣類の下で。ちょっと揺れてる感じ……二人とも
そんな、感じ、が……良いね!🙆💖

無い🈚無い🈚尽くしの僕に有り🈶が出た?

無い🈚無い🈚尽くしの★★ガルバ★★に
有り🈶が、出ましたか!?
「Liberty」………やるじゃないか🙆💖

★★ガルバ★★ガルバ★★無愛想返上?!

でも、ね……🍀🍀そこは、★★ガルバ★★

フロア全体に漂うサービスは、低調なり。
女の子たちたちは、ブラブラ…してるだけ……
お客さん疎ら。暇潰しッて感じ。
もちろん、女の子の同伴無し🈚
ディープなキスなんて無し🈚お触り無し🈚
フゥ……ナ、ナいの…………ナイッ!まあ……
セックス産業じゃないのよ★★ガルバ★★は。女の子たち有り🈶の呑み屋笑😂
キャバクラには……あるという……
LINEの、交換なんて、夢のまた夢、さ……
もっとも、そんなことしたい娘さんなんて
「めるる」ちゃんや「ぱるる」ちゃん
くらい、だけど?……ね😢💞
せめて……ギャルの、
「めるる」ちゃんと「ぱるる」ちゃんには
咬みちぎりたい。咬みちぎられ、たい。🍀(お年寄り、寄ってみました★★……ガルバ★★)

何しろ、僕は、性の冒険家、マルコ!
【肛門、露出、聖水、黄金、殺人】それが、合言葉だ……!!💖
でも、ね……!!😭
【肛門…突き合おうよッ!】Liberty
【露出し…、まくろうョ!】Liberty
【聖水…、飲み合おうョ!】【黄金、…食い合おうョ!】【殺人だって、…しちゃおうッ!】
Liberty Liberty!
なんて、言えない、の
ョ…、ね。😭
★★ガルバ★★の、女の子たちには。

彼女たちに無い🈚……ものは、
ヒトの人生を “メチャクチャ“ にしちゃう
という、輝く、才能、 ナンダ ……

あのネ、僕の……気持ちはネ。

もう…死んでしまいたい。殺されてしまい、たい。🍀🍀(お年寄り、ちょっと、寄ってみました★★……ガルバ★★)。。

……………………イァァ

そんな、僕には…夕べから明け方までは
ぼんとうに素晴らしい、時間が長ーく有った🈶なあァ…………。

“rhyme(ライム)”
“rhyme(ライム)”部屋の中ではチンコ丸出し♪ 嵌めるときにはいつもナヵ出し♪ 種付けするときャいつか孕まし♪

escalate!!escalate!!escalate!!

デリバリーで頼んだ25歳男子ダイキくん
タチだって言うから頼んだんだけど、ネ
ィャー、これがまた最高のタチだった ネ👬
セックス、好きなら😻ば サ、もうナマでなきゃ!
僕の【境遇】なんて、もー、ドーデモ、イイ!
治療費なんて、知ーらないッ、カネなんて、無ェーー!🈚
(・∀・)ハイイ…… AIDSに成ろうッと、 ネ!!
Rock、トカ、サ
よりもサ……自在、にネェ!!

シャブなんて、イラネェ…!!

僕、ことマルコポーロの部屋に……
19:00にたどり着いた ゲイタウン在住の
ダイキくんは、すぐに
「ナマ尺」をしてくれて……その、赤イイ
舌の根の渇かぬウチに……ベッドへ。
デリバリーで頼んだ25歳男子ダイキくん
デリバリーで頼んだ25歳男子ダイキくん
僕は……ダイキくんに、泣きながらネだった!
「お願い。ダイキくんの、妻 (ヲンナ) にして!一人キリの、をんなにして ホシイ!
四つん這いになりますから…貴方のオチンチン
僕の…オシリのオマンコに入れて、突いて突いて
突きまくって、お願いシマス!」
「オーケー!! ケツの筋肉、よーく、締めて!」

ダイキくんの笑顔がオツキサマのように嗤ってた
デリバリーで頼んだ25歳男子ダイキくん
僕だけの、darlingだったら、ナア!
でも…ダイキくんはたぶん皆の「夫」だから、ナア……!
「二番目のヲンナでも…イイ、三番目でも…イイ!」

もう…死んでしまいたい。殺されてしまい、たい。🍀🍀

(お年寄り。誰の、手によっても、健やかなる時に…………💞😭)

ダイキくんは、30分くらいかけて……
僕の、直腸…前立腺までにピーンと反り返った
オチンチンを、…出したり入れたりして
僕が……「殺して!」と、肛門括約筋を
グウーッと、締めた時、…グビッグビッ、と
熱い汐のような、…精子を注いでくれた!
僕は、言った……「アリ🈶がとう!!」
僕は、マルコポーロ…ここまで来られた ョ
胸の中の大きな地図を辿り安堵した…僕。
(後は、ダイキくんからの精子を着床させて、元気な赤ちゃん👶を産めるように……
妊娠、するだけ、ネ……!)

アァ……、気ン持ち、よかッたーーー!!

もう…死んでしまいたい。殺されてしまい、たい。🍀🍀(お年寄り、ちょっと、寄ってみました★★……ガルバ★★)……その先に
有った、ヨ 🈶、僕ノ…、お葬式………生誕……。

 

 

 

すーすーお宮参り

 

辻 和人

 
 

すーすー
すーすー
チャイルドシートのコミヤミヤとこかずとん
どしゃっ降っちゃったお宮参りの日
車止めて抱っこ紐つけて傘さして
神社内のスタジオに駆けつける
下着のベビードレス
男の子にもこんなの着せるんだと思う間もなく
着せてる最中にまたすーすー
ドレスの上に羽織るのは
コミヤミヤは赤い地に真っ白な花の着物
すーすー寝息
こかずとんは黒い地に勇ましい鷹の着物
すーすー寝息
これじゃ写真撮れないですねとカメラマンさん
それじゃ起こしますねと女性のスタッフさん
タンバリン掴む
小さな耳めがけ
パンッシャシャンッパンッシャン
ひゅあっ
計4つの目開いた
すかさずバシャバシャバシャッ、カメラマンさん
かずとんが艶やかなコミヤミヤ抱いて
ミヤミヤが勇ましいこかずとん抱いて
お写真一瞬のうちに出来上がり
慣れてるなあプロだなあ
と思う間もなく
次はご祈祷急げ急げ
抱っこ紐つけて傘さして
どしゃっ降ってる境内突っ切って
はあはあ、お堂へ
神主さんが祝詞を唱える中
コミヤミヤとこかずとん
すーすー寝息
巫女さんが叩く太鼓の音にびくっと身を震わせて
すぐまたすーすー寝息
玉串捧げる儀式の最中に
コミヤミヤ寝ぼけて
あわぅー小声あげたかと思ったら
すーすー寝息
こかずとん神様の前に手足ごろっ投げ出して
すーすー寝息
どうか健康に育ちますように
そんなミヤミヤママとかずとんパパの祈りが聞き届けられたのか
元気に、規則正しく
すーすー寝息
御祈祷終了ありがとうございました
この時間帯、2人の朝寝タイムだもんなあ
いーやいや
今、小部屋借りてミルク飲ませてるんだけど
この時ばかりは目ぱっちり
頬っぺ膨らませて
飲んでる飲んでる飲んでるぞ
ミルクの時間は絶対厳守
それでもお腹いっぱいになって帰りの車に乗ったら
きっとまた
すーすー
すーすー
いつもの時間をいつも通りに過ごす
コミヤミヤとこかずとん
君たちが主役なんだから君たちの好きなようにやっていいんだよ
お宮参りはすーすー参り
いつも通りがいいよねえ

 

 

 

6時間で復活せよ

 

工藤冬里

 
 

死こそが最高のメンテであるような眠りを眠れ
眠りが最高のメンテであるような死を死ね
石膏はその力を失い混ぜても混ぜても反応を起こさない。学校で教わったような熱はでない。あれはただの体温だったのだ。いつまでもしんじつでげんじつでどろどろのままだ。A級は.73、特級は.64、正確に測ってもとろとろうたいだしてしまう。
ひしゃげた未來の天氣がいつも雹の混ざったst.ivesの強風
鉛筆を削るように亜墨利加人を削り
使えるようになった三味の糸巻
孔を穿つべく掘り進み
遂には裏側に至る乎
あゝ服の外は零度
零度のヴィジョンの温さ
終バスは南口を出
居ない妻君は出版し
モノクロのカモメはマナティの夫を見る
ナースコールのように波は来る
いつかのいつかの防波堤で
差別を溶かした葛湯の中に
せろせろと入れてみせた希望
出勤まであと6時間
6時間で復活せよ

 

 

 

#poetry #rock musician

座売り

 

廿楽順治

 
 

三越の少年音楽隊なんかに
入っちゃだめだよ

(死んぢゃうよ)

きみの眼の奥の
きいろい膿のたまったところ

おじさんはもうだめ あるけません
腰から下が地面なんだ

(売りてし止まん)

結局みんな
じぶんの夢が
なつかしいだけでなんですよ

(どいつもこいつも赤札だ)

だから三越の音楽隊だけには
ぜったい入っちゃだめ

しゃがんだ
戦争に
声を売られちゃうよ

 

 

 

水仙の花の、咲いてる

 

さとう三千魚

 
 

家の
まえの

道ばたの
隅の

水仙の


咲いている

雨の
朝の

咲いてる
濡れている

透明で
黄色い

一昨日か


曽根さんの

アパートの近くの
馬込の

地下鉄ホームのレールの

傍の地下水の滲みでたコンクリートの水溜りに
緑のものの発芽をみた

竹橋では
画家の日々の生の花ひらくのをみた

画家がいた
人がいた

うれしかった
うれしかった

 

 

 

#poetry #no poetry,no life

『佐々木眞映画シナリオ選集』より

 

佐々木 眞

 
 

 

その1 映画『朝比奈三郎義秀』シナリオ大略

勇猛を以て鳴る鎌倉武士、朝比奈三郎義秀は、幕府の初代侍所別当、和田義盛の3男であった。

建暦3(1213)年、父義盛が「和田の乱」を仕掛けた時、彼は、父がもう少し時を稼げば、地方から大勢の味方が駆けつけ、北条一族を圧倒的に駆逐出来るのに、と思いはしたが、目の前のたった130騎でそれができればなお結構だ、と思い直して、群がる敵を次々に切って落とす快感に酔いしれた。

だが奸佞邪智な義時が将軍実朝を唆し、和田一族は鎌倉殿の敵と名指しされたために、敵の応援部隊が倍増し、形勢は逆転した。父義盛が、長男義直の戦死に落胆して、戦意を喪失する無様な姿に衝撃を受けた義秀は、そのまま鎌倉七口のひとつ朝夷奈峠を目指した。

峠の先には、彼の故郷六浦の漁港があったのである。和田義盛の祖先は漁師であったから、その末裔である義秀にとって、海と魚と船は故郷の幼馴染のようなものであった。

北条一族の捜索から逃れながら、故郷六浦で海と魚と船に親しむこと幾星霜、義秀は鎌倉を追われた僧、日蓮の逃走を何度も助け、自ら舵を取って安房まで送り届けていたが、とある日、ひとり小舟に乗って西国を目指した。

熊野灘で嵐に遭遇した義秀が、命からがら打ち上げられたのは、紀州太地の砂浜だった。故郷の六浦と似たこの漁港で、義秀はむらおさの娘と結ばれ、娘婿の座衛門と協力して、勇壮無比な鯨漁に挑むことになるのだった。

 

その2 映画『上総介広常の最期』シナリオ大略

朝夷奈峠の基点である三郎の滝。そのすぐ近くの小さな丘の上に、小体な別邸があり、上総介平広常は、少数の供の者たちとそこに住んでいた。

広常は本領地の上総に広大な敷地を持ち、数多くの武士と領民を従えていたが、頼朝の指示に従って鎌倉にやって来るときには、この瀟洒な山荘で寝起きしていたのである。

頼朝の広常暗殺命令を実行した梶原景時は、その手薄を衝いた。

広常邸の近所に、やはり小さな別業を持っていた景時は、いつものように将棋を楽しみ、茶を啜ると見せかけて、いきなり小刀を抜き放ち、広常の心臓を一突きしたのである。

一声も発することなく倒れ伏した政敵のとどめも刺さず、景時は玄関ではなく、書斎の縁側から外に出て、向かいの小山の崖下から滝の流れに注いでいる清冽な湧き水で、血のついた脇差の刃を洗ってから、両手で掬った冷たい水を飲んだ。何杯も、何杯も。

後に“太刀洗の水”と呼ばれるようになるこの名水は、2か所の湧き水が微妙に溶け合って、絶妙な味わいを醸していることを、彼は、いつも広常から供される茶をつうじて、喉で知っていたのである。

 

その3 映画『シン・白日夢』シナリオ大略 

突然泉下から蘇った武智鉄二監督は、名作『白日夢』の舞台を、歯医者から眼医者に移して、続編を製作した。

ところがその『白眼夢』を試写会でみたおらっちは、その晩、途轍もない悪夢をみて、1週間後に迫っていた左目の手術を、以下のような手紙を書いてキャンセルせざるを得なかった。

 大目玉眼科 院長先生足下 「白内障手術中止のお願い」

小生、今月の20日に左目の白内障手術を受ける運びとなりました。
しかしながら、小生、師走より新年早々『時計仕掛けのオレンジ』の主人公、アレックス、それに目玉の松ちゃんや「ザ・レジレンツ」と一緒に、麻酔なしで目を手術される!という連日連夜の悪夢に襲われ、手術を受ける、と考えただけで精神的に不安を覚え、夜も眠れないほどのプレッシャーを感じるようになってしまいました。

「手術はあっという間に終わり、皆さんニコニコして帰られますよ」という先生のお話を伺い、意を決して手術を受ける決意を固めたはずでしたが、手術日が迫るにつれて心身の状態が不安定となり、現状では普通の状態で手術を受けられそうにありません。

つきましては、いったん今月の手術をキャンセルさせて頂き、小生の体調が回復したらお伺いするつもりですので、その際に改めて手術の段取りを設定して頂けないでしょうか?
ここまで日程が進行して来て、種々ご迷惑をお掛けするのは大変心苦しいのですが、何卒この度の小生の希望を叶えて頂きたく、伏してお願い申し上げる次第です。云々

 

その4 映画『ゴダールと話せば』シナリオ大略

はじめまして、ムシュー・ゴダール、私の名前はササキ・マコトです。
マコトは、漢字で書くと「眞」。「眞実」、「眞理」の眞、一字であります。
ちなみに私の弟の名前は「善二」、妹は「美和」。祖父の小太郎がつけてくれた名前ですが、3人揃うと「眞・善・美」となります。

おお、素晴らしい!

メルシボク! これはあなたもご存知のように古代ギリシアの哲学者プラトンが唱えた3つのイデアで、後にカントが具体的に展開しますが、ゴダールさん、私はあなたに、「世界一美しく、世界一真実と善に満ちたテレビCM」を作って頂きたいのです。

ダコー。お安い御用だ。「眞・善・美」は、映像表現はもちろん、全ての芸術に当てはまる普遍的なコンセプトだね。んで、肝心要のギャラはいくらかね?

日本円で、ぴったし1000万。

ブラボー! ブラボー! では大至急、いま貴君が提案されたCMコンセプトを体現したビデオを送りましょう。

驚くなかれ数日後、それはスイスのロールにある彼のオフィスから、本当に送られてきた。
再生してみると、「赤・青・緑の3原色」を横に並べたカラーバーが、無音で延々と映し出され、時折クールベ等の泰西名画がインサートされている、世にも不可思議な代物である。

が、それを見た東大の美学でピカソを研究した私の上司は、「ふむふむ、なかなか面白いじゃないか」、と、高く評価したのだった。

 

その5 映画「21世紀ウーマン」大略

 仏に逢うては、仏を殺し
 男に逢うては、男を殺し
 戦に逢ては、戦を殺し
 死に逢うては、死を殺す

強く、激しく、美しい女性が、この困難な時代の、最先端を切り開くのである。

キーウの女、リュドミラ。
母国ウクライナに攻め込んで来たプーチンの軍隊に家族を皆殺しにされた少女は、固く唇を結んで、目には目を、歯には歯を」じゃない復讐をすることを誓うのだった。

福一の女、ヒドラ
福島第一原発から太平洋に垂れ流された汚染水から誕生した新未来人類、ヒドラ。
別名は「女ゴジラ」。現代に蘇えったお岩が、最終的な世直しに挑む。

死都鎌倉の女、讃岐局
北条一族によって惨殺された、比企家の女の復讐の物語だ。大蛇となった比企能員の娘、讃岐局は、北条政村の娘にとりつき、比企谷の土中に引きずり込んで、いたぶる。

イランの国民的女優、タラネ・アリドゥスティ
反体制デモを支援したために逮捕されたイランのアカデミー主演賞女優。「女性・生活・自由」のスローガンで立ち上がった民草と共に、不撓不屈の反権力の戦いに挑もうとしている。

原宿の女、岡田茉莉子。
偉大な映画監督である吉田喜重に先立たれた日、女優は、毎晩夫と連れだって散歩した原宿の千駄ヶ谷交差点にしばらく佇んでいると、晴れた夜空に月が昇った。
赫奕たる満月だった。