いきるということ † † †

 
 

さとう三千魚

 

みなさんとあえて
よかったです

みなさんと

キャッチボールや
ドッジボールができて

たのしかったです

おりがみや
おえかき
アイロンビーズやキャップとばし
テープにんげんや
おままごと
おかもとたろうマン
みなさんのあそぶのをみていて
しあわせになりました

いきることは
だれでもかぎりがあります

みなさんをみていて
いきることはたのしいとおもいました

よくあそびまなび
いきることは

みなさんをしあわせにするとおもいます

 
 
 

2023年3月25日_子どもたちへ

 

 

 

#poetry #no poetry,no life

曾在渡口相遇Edmund

 

Sanmu CHEN / 陳式森

 
 

此刻銀灰,無辜的。
翱翔之後雨燕與細雨承受
散去的硝煙,銀灰遲疑
被心觸動。而
一些人和物,如春風緩緩
緩緩地你離開。突然。
海風聞起來就是海風的味道
港幣多麼困難,
毁了歌譜之後還有賬本⋯⋯
他們起碼搞清楚了
我們不怕。
一些人和物開始
如記憶般缺席。
依舊闃然無聲的樂句
就是火災的窗櫺
過分的天空只剩下骨頭
你的頭髮銀灰
錯過了顯影的照片腐蝕
又忽然記起
遠去的鼓聲。那日午後
我們在輪渡相遇飲至黃昏

 
 

 

 

 

花を見るということ † † †

 
 

さとう三千魚

 

夜中の
強い雨で

眼が覚めました

雨の
音がきこえます

雨が

桜の木を
ぬらしているでしょう

もうすぐ
花は咲くでしょう
近所の小川の土手のにらの白い花も咲くでしょう

おじさんになってわかりました

にらの花は
足下に咲きます

みなさんも
大きくなったとき

足下に咲く花を
きれいと思うでしょう

 
 
 

2024年3月29日_子どもたちへ

 

 

 

#poetry #no poetry,no life

花が咲くこと † † †

 
 

さとう三千魚

 

このところ
やっと

あたたかくなり

きんじょの土手には
すいせんの花が咲いています

にわの
ハクモクレンの花も咲きました

空にむかって
やわらかな

しろい花をひらいています

草木たちが
春に花を咲かせることが

ふしぎです

草木たちには
きっと

そのいのちのなかに
花を咲かせるねがいがあるのでしょう

ひとのいのちのなかにも
きっと

花を咲かせるねがいがあるとおもいます

 
 
 

2025年3月31日_子どもたちへ

 

 

 

#poetry #no poetry,no life

居酒屋みどりにて

 

工藤冬里

 
 

ないない
受け皿ない
溢れさせたくない
アグー豚ない
空に紫使うな
徒手で彷徨く境内の灰の山(אַשְׁפֹּת Ashpoth)
鼠志野のギザギザの山を封じ込めて進む
受け皿のない濁酒が白梅に触る
置時計の電池切れだけが巨大化するが
それもいい
電池のように息を殺して生きていくから

 

 

 

#poetry #rock musician

鳥が飛ぶということ † † †

 
 

さとう三千魚

 

春なのかな
あたたかくなると

小川の土手には
薄黄の水仙の花が咲いています

コガモたちが
水に浮かんでいます

おおきなシラサギが
細長い足で小川のなかにたたずんでいます

海辺の公園からは

青空の下に
海がひろがっているのが見えます

あの海の向こうには
なにが

あるでしょう

イワシの群れをめがけて
白いアジサシが

海面に飛びこむのを見たことがあります
青空に曲線を描いて飛ぶのを見たことがあります



コガモたちも
シラサギも

アジサシたちにも
きっと

空を飛ぶことの
よろこびがあると思います

 
 
 

2026年2月19日_子どもたちへ

 

 

 

#poetry #no poetry,no life