鳥の声を
聴かなかった
目覚めて
ベッドの上で
夢の中の姉を反芻していた
神田の
ガード下のレンガの
壁に
寄りかかって
姉は
佇ち尽くしていた
何日も
そこにいたのだろう
抱き寄せると躯は冷たかった
全てを
終える
そこに佇つ
鳥の声を
聴かなかった
目覚めて
ベッドの上で
夢の中の姉を反芻していた
神田の
ガード下のレンガの
壁に
寄りかかって
姉は
佇ち尽くしていた
何日も
そこにいたのだろう
抱き寄せると躯は冷たかった
全てを
終える
そこに佇つ