山崎方代に捧げる歌 27

 

丘の上を白いちょうちょうが何かしら手渡すために越えてゆきたり

 

麓には動物園がある

丘の上の
舞台芸術公園の駐車場から不二をみてた

このところ

なんどか
みた

不二は雪をかぶっていた

空は青く
竹林が揺れてた

サハラを見たことがある

背中だね

動物は語らない
みている

 

 

 

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