新・冒険論 14

 

車窓から平らな海を見た
林の向こうに山々を見た

そこから
帰ってきた

姉の家に帰ってきた

〆張鶴だったか

お酒を飲んだ
姉と飲んだ

姉と歌を聴いていた

この空を飛べたらと

わかれうたと
夢の途中と

小春おばさんと

人生が二度あればと

姉と聴いた
姉と飲んだ

 

 

 

新・冒険論 14」への2件のフィードバック

  1. 久しぶりに「浜風文庫」開きました。さとうさんの新詩集いただきました。中村の仏前に供えさせて頂きました。帯の言葉に震えます。

    五年たちました。すっかり「浜風文庫」変わりましたね!

    今後のご活躍をお祈りいたします。ありがとうございました。

  2. コメント、
    ありがとうございます。

    最近、わたしのまわりで大切な人が亡くなっていきます。
    そういう時期なのでしょうか?

    お盆には田舎に帰り姉の家に泊まり、
    義兄の墓に手を合わせたりしてきました。

    お酒をたくさん飲みました。
    鳥海山という山の周りを電車でぐるっとまわり景色を見ていました。

    なんだか、
    ふわふわとしているようです。

    中村さんの近くにいるのかもですね。

    ありがとうございます。

    さとう三千魚 拝

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