朝
ゴミ出しに
いった
モコといった
ブーゲンビリアの赤い花が咲いてた
いつも
モコはついてくる
昨日
工藤冬里の
詩の中に
羊がでていた
“羊という字はリスカを想わせる” *
そう
書かれていた
此の世には
リストカットをするヒトも
いる
しないヒトも
いる
“見えない人が見えるようになり” *
“見える人が見えないようになるために” *
とも
書かれていた
たくさんのヒトたちがいま殺されているだろう
どうなんだろうか
イマジン
団塊たち
どうなんだろう
若者たち
今朝は
モコとゴミ出しにいった
帰って
ソファーに
座って
イマジンを聴いた
“あなたはフレームだけになった” *
“あなたはフレームだけになった” *
眼鏡を
外して
いつまでもきみの裸をみていたい
* 工藤冬里 詩「めがね屋」より引用