He likes taking a walk by himself.
彼は一人で散歩するのが好きだ。 *

 

さとう三千魚

 
 

this morning
I didn’t walk

always

4 o’clock in the morning
I wake up

vaguely
breathe

book
read

then

along the river
I was walking to the estuary

this morning
I open the window

I’m waiting for a little bird to come to the window

once
from Mr. Shirouyasu

I got a “walking newspaper” **

“tobotobo walking is completely different. that’s it. it’s walking that has only free time.” ***

so
was written

He likes taking a walk by himself *

 
 

今朝
歩かなかった

いつもは

4時に
目覚めて

ぼんやりと
呼吸して

本を
読んで

それから

川沿いを
河口まで歩いていた

今朝は
窓を開けて

窓辺に小鳥がくるのを待っている

かつて
志郎康さんから

“徒歩新聞” ** を貰ってた

“トボトボ歩きは全く違います。それしかない。暇だけしかないところの歩行です。” ***

そう
書かれていた

彼は一人で散歩するのが好きだ *

 

 

* twitterの「楽しい例文」さんから引用しました.
** 「徒歩新聞」は鈴木志郎康が発行していた冊子のこと.
***「徒歩新聞」創刊号(1973年1月1日発行)の創刊の辞から引用しました.

「徒歩新聞」創刊号 創刊の辞

トボトボ歩いている。これは非常にいゝことです。散歩ではありません。散歩は気分を変えるとか、健康のためとかいろいろ利益を目録んでのことですが、トボトボ歩きは全く違います。それしかない。暇だけしかないところの歩行です。本当は凝っと坐っていればいゝのだし、それに越したことはないのですが、残念ながら、そうしているとすぐに飽きてしまうので、歩き出すという奴です。トボトボ歩いていると、人間は自然とものを見て、もの思いに入ります。この二つのことが紙の上に移されたのが、この徒歩新聞です。

 

 

 

#poetry #no poetry,no life

He likes taking a walk by himself.
彼は一人で散歩するのが好きだ。 *
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