cop26

 

工藤冬里

 
 

ホーボーから攻撃を受けて
湖畔の町は札を数える手を止め
(駅前ホールを借りたこともあった)
コンビニの前でうとうとしていると
ヤンキーが停まった
頭は曇って
頭蓋に窓はなかった
忠実であることを奪い合った
子供も大人もトリコロールだった

26回目の締結会議がグラスゴーで開かれていた
バオバブの木が暑さで倒れ
ヤンキーらは肥えて若鮎のように力強い


 

 

 

#poetry #rock musician

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