工藤冬里
記念日など嘘だ
今だろ今
今だともう遅いか
遅いから記念日なのか
#poetry #rock musician
過渡的であることに甘えきってぶら下がっているわけだがそれには二種類ある
前に寄せるか後ろに寄せるかのどちらかだ
それは曖昧なので共闘のふりができるがそれだけに厄介である
いつか追われ地下に隠れることになる
幼児期から迫害者の顔をして
原因も結果もない娑婆の中で
期限切れの缶詰を開け続ける
靴底から結果は上って来る
その時間を知ることはできない
#poetry #rock musician
西陽は店の奥まで這入ってきていたが
ブラインドを下ろす者が居ない
#poetry #rock musician