けあらし

 

無一物野郎の詩、乃至 無詩! 22     saki 様へ

さとう三千魚

 
 

佇った
まま

霜を
被ってた

きみは
秋桜

桃色の花
凍ってたね

霜を被って
けあらしのなか

こちらを見ていた

 

 

memo.

2022年11月26日(土)、しずおか一箱古本市での水曜文庫で行ったひとりイベント、
「 無一物野郎の詩、乃至 無詩!」第七回で作った詩です。

お客さまにお名前とタイトル、好きな花の名前を伺い、その場で詩を体現しプリント、押印し、詩の画像をメールでお送りしました。

タイトル ”けあらし”
花の名前 ”コスモス”

 

 

 

#poetry #no poetry,no life

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