袖師 横砂 庵原 覆盆子山 ***

 

無一物野郎の詩、乃至 無詩! 32     musashi 様へ

さとう三千魚

 
 

午後の広場に
ミャンマーの人

叫んでいた

国軍の
残虐を

叫んでいた

日が傾き
青年が

声を
掛けてくれた

青年の住む
地名を

教えてくれた

くちなしの白い花が好きだという

袖師横砂庵原
覆盆子山

木苺の花の咲く
山が

あったのだろう

草の下に
母がいる

 

 

***memo.

2023年2月5日(日)、静岡駅北口地下広場で行ったひとりイベント、
「 無一物野郎の詩、乃至 無詩!」第九回で作った32個めの詩です。

仲野麻紀さんの”OPEN RADIO”をリピートしてJBLの小さなスピーカーで鳴らしていました。

タイトル ”袖師 横砂 庵原 覆盆子山”
好きな花 ”くちなし”

 

 

 

#poetry #no poetry,no life

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