無一物野郎の詩、乃至 無詩! 52 michio へ
さとう三千魚
点滴が
嫌だという
モコを
犬猫病院に
連れてゆく
先生は
点滴を
もいちど
教えてくれた
震えて
モコ
がまんしていた
帰って
海を見にいく
海浜公園の
駐車場の
ヤブタビラコの
黄色の
花の
揺れていた
遠い海で
客船が
白く光っていた
***memo.
2023年10月1日(日)、自宅で、
「 無一物野郎の詩、乃至 無詩!」として作った52個めの詩です。
犬のモコが体調が悪く、静岡駅北口地下広場での即興詩パフォーマンスができませんでした。
タイトル ”ヤブタビラコ”
好きな花 ”ヤブタビラコ”
#poetry #no poetry,no life