猫の縁側

 

さとう三千魚

 
 

そこにいた

そこに
いて

しばらく
横に

なっていた

白い脚を伸ばしていた

緑色の
爪が

きれい

一瞬
空の蝶を眼が追っていた

空に雲が流れていた

 

・・・

 

この詩は、
2024年3月27日水曜日に、書肆「猫に縁側」にて開催された「やさしい詩のつどい」第3回で、参加された皆さんと一緒にさとうが即興で書いた詩です。

 

 

 

#poetry #no poetry,no life

猫の縁側」への2件のフィードバック

  1. なんて優しい詩なのでしょう。それに比べ、今の私は、みにくい老婆。やさしくなりたい。こんな優しい詩が書けるようになりたい。

    • みやうち ふみこさま

      お言葉、
      うれしいです。

      ありがとうございます。

      月に一度、
      数人の詩の仲間の集まりで、
      みなさんと一緒に即興で詩を書いています。

      即興で書くと、

      詩の材料を考える暇もなく、
      詩にするぞという構えもなくて、
      楽しいですね。

      “楽しいという感覚"が不思議でうれしいです!

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