七月 ***

 

無一物野郎の詩、乃至 無詩! 84     fumiko さんへ

さとう三千魚

 
 

裏山の
坂道の

小道の
木漏れ日の

下を
いく

いつも
きみは

佇っていた
そこにいた

どうだろう
いまも

いるのかい

やまゆりの香り
薫ってた

 
 

***memo.

2024年7月5日(金)、夜、
高円寺バー鳥渡で開催中のさとう三千魚の写真展「 無一物野郎の詩、乃至 無詩!」で作った84個めの即詩です。

タイトル ”七月”
好きな花 ”やまゆり”

※写真展「 無一物野郎の詩、乃至 無詩!」は6月29日〜7月13日まで開催します。
バー鳥渡は、毎日19時〜25時で営業しています。火曜日はお休みです。

さとう三千魚は6月29日から7月7日まで在廊し毎日希望者に即詩を捧げました。

 

 

 

#poetry #no poetry,no life

七月 ***」への2件のフィードバック

  1. 名まえも同じなので、この詩わたしに詠んでくださったのかしら、なんて、一瞬、錯覚のなかに。ふるさとを思い出しています。

  2. みやうちふみこ さん

    コメント、
    ありがとうございます。

    山百合は山の中にひとりで佇んでいますね。

    俯いて、
    おおきな花をひろげる花ですね。

    わたしも好きな花です。

    三千魚 拝

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