ひとに会いにいく

 

さとう三千魚

 
 

昨日は

伊豆稲取の詩野さん* に
会いに

いってきた

片道134kmをクルマで走った

沼津から
天城峠を越えて

うねうねの山道を走った

詩野さんは稲取の丘の上のガソリンスタンドを改装している
無骨な棟梁さんが壁をぶち抜いて窓を作ったのだという

そこから
海が見えた

“bookend “という人が集える場所を作ろうとしている

ひとは何故つどうのか
ひとは何故生きるのか

ひとは何故死ぬのか

詩野さんの笑顔をみた
少女のようだった

しあわせなんだなと思えた
わたしも

いつか
いなくなるが

会えてよかった

 

* 詩野さんは、小鹿社の社長、詩野さんのことです.
 

 

 

#poetry #no poetry,no life

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