猫と **

 

さとう三千魚

 
 

重ねた
座布団に

飛びのっていた

高いところから
見下ろしていた

そして
消えた

いつか

猫は
納屋の稲わらの中にいた

いまは
縁側で

乾いた掌をひらいてる

 

・・・

 

** この詩は、
2025年3月15日 土曜日に、書肆「猫に縁側」にて開催された「猫と詩のつどい」で、参加された皆さんと一緒にさとうが即興で書いた詩です。

そして、今朝、
猫さんに、過去からこちらに少し歩いてきてもらいました。
2025年3月18日.

 

 

 

#poetry #no poetry,no life

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