無一物野郎の詩、乃至 無詩! 123 harutaka さんへ
さとう三千魚
花びら
やわらかい
清らかな
白い
捨てることができなかった
うすいピンクの
花びらの
憎悪は
愛は
流れていた
ロミオは毒を飲んだ
ジュリエットは短剣を刺した
憎悪と
愛と
血の色をしている
薔薇が咲いている
憎悪の
愛の
突堤の
先で
男は
喇叭を吹いている
***memo.
2025年4月7日(月)、
静岡市「サンビエントカフェ(旧みろくさんぶ)」での”向井千惠ソロ”の後で”無一物野郎の詩、乃至 無詩!” 第36回を行為する予定でしたが、翌日の夜に自宅で書いた123個めの即詩です。
タイトル ” アザレアの花束は偽りのバラか ”
好きな花 ” バラ ”
#poetry #no poetry,no life;