会えた **

 

さとう三千魚

 
 

人がいた
猫もいた

猫は
本棚に飛びのった

人は
味噌汁の味がする

煮干しの味がする
藁を焼く匂いがする

しあわせを抱いていた

母と父が
笑っていた

 

・・・

 

** この詩は、
2025年5月23日 金曜日に、書肆「猫に縁側」にて開催された「やさしい詩のつどい」第17回で、参加された皆さんと一緒にさとうが即興で書いた詩です。

 

 

 

#poetry #no poetry,no life

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