消えた **

 

さとう三千魚

 
 

白と黒の
猫は

テーブルにねそべっていた

背中のまるい毛なみの
ねそべっていた

いつかテーブルから降りて襖の向こうへ
消えた

消えて
音がない

 

・・・

 

** この詩は、
2025年6月27日 金曜日に、書肆「猫に縁側」にて開催された「やさしい詩のつどい」第18回で、参加された皆さんと一緒にさとうが即興で書いた詩です。

 

 

 

#poetry #no poetry,no life

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