通過する ***

 

無一物野郎の詩、乃至 無詩! Part2 011     sato さんへ

さとう三千魚

 
 

夜に
なった

静岡駅北口の
地下広場の

天窓の
夜の

藍色の
空の

すべてのひとが

目の前を
過ぎていった

ヤブタビラコの
花の

黄色の

揺れてた
風に

揺れていた

 
 

***memo.

2025年9月7日(日)、
静岡駅北口広場実施した、
“無一物野郎の詩、乃至 無詩!” 第41回、第2期 11個めの即詩です。

タイトル ” 通過する ”
好きな花 ” ヤブタビラコ ”

 

 

 

#poetry #no poetry,no life;

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