昨日
荒井くんと飲んだ
浅草橋の
西口やきとんで
飲んだ
隣りの席に
アメリカからの
若い旅行者のカップルがいて
ふたりとも
可愛かったな
ゆったりと
わらっていた
うぶげが
金色だった
国家はいらないね
日本人も
アメリカ人も
中国人も
昨日
荒井くんと飲んだ
浅草橋の
西口やきとんで
飲んだ
隣りの席に
アメリカからの
若い旅行者のカップルがいて
ふたりとも
可愛かったな
ゆったりと
わらっていた
うぶげが
金色だった
国家はいらないね
日本人も
アメリカ人も
中国人も
まさに自分が横に座っているかのように感じます。 「ふたりとも可愛かったな ゆったりと わらっていた うぶげが金色だった」 まさに距離30センチの間隔=感覚。うぶげの金色が目に入る、しかと目に入る。この「感覚」=間隔。これが親愛というもの。 間隔が親愛を生み、親愛が間隔を生む。 作者と荒井くんとの距離はさらに近いものなのでしょう。
伊藤優記さま
感想をいただきまして、大変ありがとございます。
わたしのことばが伊藤さまにもし受け入れられたのでしたら、
こんな嬉しいことはありません。
奇跡のようにも思います。
どうぞ、すこやかであられますように。