そこにいた

 
 

さとう三千魚

 

憶えて
ない

ほとんど

憶えて
いない

日曜日だったはずだった
昨日は

海浜公園までクルマで行った
釣り人たちを眺めていた

海を
眺めていた

光ってた

夕方に
女と

餃子の店に行って食べた
ビールを飲んだ

帰って
ソファーで

時代劇をみた

眠って
ソファーで目覚めた

歯を磨いてベッドで眠った
それから

今朝
目覚めた

女と墓参に行った
帰りに郵便局に寄った

帰って
珈琲を飲んだ

食パンを焼いてバターを塗った

午後に
小川の傍をすこし歩いた

小鳥が桜の枝にいた
そこにいた

うぐいす色の
逃げなかった

青空に桜の花芽が膨らんでいた

 

 

 

#poetry #no poetry,no life

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