はなとゆめ 05 投稿日時: 2013年8月29日 投稿者: michio sato かつて 熱風は過ぎただろう 熱風は 接吻した 熱風は石の唇に接吻した 石の唇を 舐めて 叫んだ 叫びは熱風の遠い声だったろう 叫びは遠い母語の星雲だったろう 星雲は純粋身体だった 熱風は過ぎた 熱風は過ぎた