notebook ノート 手帳 投稿日時: 2013年9月12日 投稿者: michio sato 薄暗い 葡萄屋の片隅で紙片を渡された そのヒトは 小さな手帳にコトバを書いて渡した 薄い口から厚い口へと 水は温むという内容だった そのヒトが 渡したのは意味ではなくコトバだった 手帳の紙片を破り 渡されたのはそのヒトの存在だった