ヒヨコブタ
失ったと感じるのは
なぜだろうか
あまりにも安直な導きでしか
あの雪のなか
勝つことなど求めず
ただひたすら前を向きゴールにたどり着いたころの
じぶんには
ことばもなく
それでも夢みたのは
なぜだろうか
雪は見た目より冷たくもなく
そこに横たわるとあたたかく包まれて
わたしはほっとしたのだと
氷柱はすこし鉄の味がする
血に似ているんだ
氷柱を食べていた頃から
世の中はいつも不思議だらけ
失ったと感じるのは
なぜだろうか
あまりにも安直な導きでしか
あの雪のなか
勝つことなど求めず
ただひたすら前を向きゴールにたどり着いたころの
じぶんには
ことばもなく
それでも夢みたのは
なぜだろうか
雪は見た目より冷たくもなく
そこに横たわるとあたたかく包まれて
わたしはほっとしたのだと
氷柱はすこし鉄の味がする
血に似ているんだ
氷柱を食べていた頃から
世の中はいつも不思議だらけ