正山千夏
忘れられない
あの目のひかり
本人さえもたぶん気づいてない
きっと子どもの頃からの
まるで母親を慕うような
さびしげなあの目
暗闇の中に
浮かぶおぼろげな
あの目のひかりを見つけると
私はいつのまにか
風に吹かれる船のよう
灯台へ向かう
いやもしかしたら
私の目もそんなふうに
光っているのかも
背筋をまっすぐに伸ばして
かんがえてみるのです
灯台のように
忘れられない
あの目のひかり
本人さえもたぶん気づいてない
きっと子どもの頃からの
まるで母親を慕うような
さびしげなあの目
暗闇の中に
浮かぶおぼろげな
あの目のひかりを見つけると
私はいつのまにか
風に吹かれる船のよう
灯台へ向かう
いやもしかしたら
私の目もそんなふうに
光っているのかも
背筋をまっすぐに伸ばして
かんがえてみるのです
灯台のように