黄ぼう 投稿日時: 2019年10月8日 投稿者: michio sato 小関千恵 深夜バスの暗闇で 流れるまま書きつけていた 最後だけ ゆうれいのことば かなしいゆうれいが 急にでてきて 元気になったら、とか 明日を見る、なんて 言って そのまま 朝になるまでノートを握っていた 朝 光に映しても 読める文字だったので感心した – いつも光にかまけているね そうして光の中で眠っているね 背中のいとの絡まりも見えないまま 光 さえ あれ ば かまけている わたしたちの 眠ってしまう からだの踊りよ