雪折れの 響きや透きて 過疎の村

 

一条美由紀

 
 


背中に翼はなく、風に乗る声もない
だが、土に還る約束はある

 


3歩あるき、そして転べ。
5歩走ったら、居眠りしろ。

 


夕日が身体に染み込むと、記憶は穏やかになる。
いつも座っていたソファにあなたの影が見える。
私は承諾を求め、あなたは無言で答える。

 

 

 

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