深夜の街を
歩いた
ところどころ
意識は途切れていた
途中
コンクリートの電柱に顔面をぶつけた
のだったか
眠っていたのか
そのヒトに
手紙を届けにいく
腹の底から笑ったっけなあ
そのヒトは
白い歯で
月を見上げることも
無かったよ
深夜の街を
歩いた
ところどころ
意識は途切れていた
途中
コンクリートの電柱に顔面をぶつけた
のだったか
眠っていたのか
そのヒトに
手紙を届けにいく
腹の底から笑ったっけなあ
そのヒトは
白い歯で
月を見上げることも
無かったよ