skeptical・懐疑的な

 

さとう三千魚

 
 

そのひとの
詩をみて

泣いた

昨日の朝だった

詩で泣くなんて
はじめてだ

ほんとか

迂闊だ
しかも

そのことを書いている
厚顔だ

もういいや
もういいのか

“夏の夢”

という
タイトルだった

その夢のなかにわたしがいた

たぶん
きみもいた

もう
いい

もう
なにも

なくていいんだ

もう
そこにいた

もう
そこにあった

“夏の夢”が伝染している
“夏の夢”は伝染している

すでにそこにいる
すでにそこにいない

 

 

*タイトルは、twitterの「楽しい英単語」さんから引用させていただきました.

 

 

 

#poetry #no poetry,no life

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