工藤冬里
同姓婚の絆
あら偶然ね
情報を集めて
愛するチャンスを探す
好みを優先しない
豊かな溢れ方をすると思ったら
器が小さかった
或いは
器が大きくて
溢れなかった
同姓婚
猫という苗字は眞瀬の一部族の如く栄えた
高校の時から空っぽなのは変わってないが
落人の勾配の水路で発電し分け合う序でに子を産んだ
アイヌ語で考えるとは内に向かって揺れ具合を見ること
はっきりしたことは云わなくなって
それから死んだ
同姓クラスターが発生したのだ
谷川を
苗字のない王へと遡る
#poetry #rock musician