温かな未来

 

工藤冬里

 
 

気の滅入る情報は最小限​に​
落ちた胡瓜を可能性として料理する
蝉の腹から伝わっていく梅雨明け

<接触しようとしている>

遠い近所のパン
集落は一族の陰謀なので
ヴォネガットが政体を同姓クラブに変えても
変わりようのない未来に変わる

 

 

 

#poetry #rock musician

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