破られる契約の中で話語は

 

工藤冬里

 
 

生き返った彼というシニフィエは存在しなかったが
声の調子とかパンの割き方で死ぬ前の彼と結びついた
彼というシニフィアンは差異として眺められてはいたが
システムが時間のことを考慮に入れてなかったので元初のシニフィエ、根源的パロールが現れて目の前で魚を食べてしまったのだ

 

 

 

#poetry #rock musician

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です