簡単な部屋の名付けられていない二色が全てを決定していく

 

工藤冬里

 
 

取りまとめてカラカラと
何の見切り発車か
デスティネーションはとうに過ぎて
スクワットを笑って三十回
時間を売って
デスティネーションに戻ろうと
留守電のようにカラカラと
空のリールのように操業する
針の長短
徒刑まで何マイル
ついにこの容れ物には入らなかった精神

 

 

 

#poetry #rock musician

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