海面近くのバブルや前世紀末の非線形の展開の速さを知らずに海底で引き摺られていた痕跡のように

 

工藤冬里

 
 

線形がないことが線形なのではないか
複雑系が単純の裏皮なのではないか
曖昧な過去が愛の熱の標野なのではないか
時間が存在しないことが時間なのではないか
自己形成を完了し脳の中で思い出は
過去から順番に平然と並んで
いじめられたことは覚えてないと言う
楽しい思い出しかないと言う
海面近くのバブルや前世紀末の非線形の展開の速さを知らずに海底で引き摺られていた痕跡のように

 

 

 

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