工藤冬里
自虐的で愛のない悪霊が纏っている正しさのマントの その綻びからさびしく糸を抜いているような寒さ
合衆国の#トレンドに日本のアニメが昇り 強いられていく緊張
転調を強いられていくアニソンのように活性化してないと淘汰される戦時下の身体性
戦闘モードの放棄を忌み嫌う烏骨鶏舞踏家の末路
以前は身体のことなどに構っているのは反動であり バリケード内では思想の正しさの方が重要であると先輩活動家に教わったものだが「歩行より舞踏」などと叫んでいるうちに失った歩行
今までに殺されたすべての人たちの血について責任がある娼婦の愛人を殺して悲しむ政治家
(no symbolism please
と二五才のユダヤ人ルーが言った)
エジプトで西瓜を食べていた自分を愛する認知療法
あなたが自分を責め続けるのは許されるつもりがないからよ
羽が生える羽が生える羽が生える
過去をどうするのか
無かったことにするのと美化するのとどう違うのか
自分を許し責めるその三寒四温の寒暖の度合い
#poetry #rock musician