大きなパブ

 

工藤冬里

 
 

祈りだけが現在である
呼吸は方便に過ぎない

口寄せのビルは更地にされ
ピンクの石板に引っ掻き傷が見える

大きなパブの中で
常に追われていないふりをしている

 

 

 

#poetry #rock musician

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