工藤冬里の”I am a tank”を聴いている

 

さとう三千魚

 
 

夕方まで
働いて

帰ってきた

ソファーで
TVのニュースをみた

ワクチン接種のこと
オリンピックのこと

リンゴ日報幹部の逮捕のこと
イラン新大統領のこと

など
TVで

話していた

女が帰ってきた
お惣菜を作ってくれた

朝の残りのトウモロコシご飯を食べた
胡瓜と人参の漬物も

食べたな

夜半
工藤さんの

「Bluebeam、或いはツユクサは食べられます」という詩を浜風にアップした

それで
眠ってしまった

朝早く
モコに起こされた

おしっこを
させた

このところ
工藤冬里の”I am a tank”を聴いている

繰り返し
聴いてる

“戦車の中でまどろんでいた” *
“それは私のこと そしてそれはこの世のこと” *

そう
工藤さんは歌っている

そう
それはそう

それは
いまも そう

朝には

曇り空の
下の

西の山は佇っている

青く
佇っている

ハクセキレイが近くで鳴くのを聴いていた

 

* 工藤冬里の”I am a tank”より引用しました

 

 

 

#poetry #no poetry,no life

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