思いだせる

 

さとう三千魚

 
 

朝早く
西の山の上の雲の金色にかがやくのをみた

スーパーの駐車場のアスファルトに水色の線が羽にある蝶をみた

いくつもいくつも雪は降ってきた

夕暮れの町の淵で
水の流れるのをみていた

思いだせる
偶然の必然に驚く

 

 

 

#poetry #no poetry,no life

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