たいい りょう
独り佇む
背中に寂寥を纏う
男と女が寄り添う
不在の会話
緑と黄色の光が
溶け合う
光は狂気
闇は正気
人びとの孤独
都会を巣食う寂寞
闇夜は人びとを彼岸にいざなう
そして
戦争の靴音が
静かに忍び寄る
独り佇む
背中に寂寥を纏う
男と女が寄り添う
不在の会話
緑と黄色の光が
溶け合う
光は狂気
闇は正気
人びとの孤独
都会を巣食う寂寞
闇夜は人びとを彼岸にいざなう
そして
戦争の靴音が
静かに忍び寄る