利己的な遺伝子 投稿日時: 2022年1月6日 投稿者: michio sato 一条美由紀 6畳の箱に住む住人 ゲームの山は優しく、 震える声は希望なのか 怒号ばかりの画面に、自分は 何者かに変わっていく。 怖さの中に 全てを簡単に単純に ただ過ごしていく。 理想を追うほどに人は追い詰められる 最初は他人を否定し、 次に自分を否定して闇に閉じ込められる だが、追いかけてきた先にドアはいくつか開かれている 半透明の子供が通り過ぎる 背中に落ちた枯れ葉が重い 石畳は過去の匂いを放つ