たいい りょう
生者が 死者へと
変貌し
彼岸へと赴くとき
残されし者は
死者の足下に
燈明を手向ける
盲目の死者たちは
微かな光を頼りに
無限の世界へと
渡ってゆく
瞼を焦がす
ような
彼岸の灯りは
未だ死者のもとには
届いていない
長い長い 道程を
経て
死者は 大いなる光を
身に纏う
その時 生者は 死者との
再会を果たす
生者が 死者へと
変貌し
彼岸へと赴くとき
残されし者は
死者の足下に
燈明を手向ける
盲目の死者たちは
微かな光を頼りに
無限の世界へと
渡ってゆく
瞼を焦がす
ような
彼岸の灯りは
未だ死者のもとには
届いていない
長い長い 道程を
経て
死者は 大いなる光を
身に纏う
その時 生者は 死者との
再会を果たす