台湾黒熊ジーパイ錦糸町店(元台湾悪魔ジーパイ)またはStranger In MyLife

 

今井義行

 
 

YouTube を 見ている……
大粒の雨が 走ってる……
好きなコミックバンドは
……X Japanとアルフィー?
高見沢俊彦って
ばあちゃんみたい
ふがふがふがふが
ヘンタイ
YOSHIKIって 若い子に優しいけど
カレーが辛くて
帰っちゃったんでしょ?
シャワー熱くて
帰っちゃったんだよな?
ヘンタイ

紅い髪が バサバサ 濡れてる……

冷めちゃって芯のあるMega米皮フライが 明け方に 届く
原材料は 台湾………
粗塩が 掛かっていて
台湾と水稲と粗塩の関係が
とても
綺麗………
油吸い取り紙を広げていくとね
蒸した台湾産水稲をお餅状に伸ばしたものを
油で揚げて具材は緑鮮やかなシャキシャキ
キュウリ長ネギ……
仕上げはチリトマトソースで!
台湾黒熊ジーパイ錦糸町店(元台湾悪パイ)からの ディナー
この なまえ
台湾黒熊…って 何? どうぶつ?
ヘンタイ
元台湾悪魔?…って もっと怖いな
ヘンタイ
それは 錦糸町から 届けられる
どうぶつ×あくま
ヘンタイ
高見沢俊彦って
目元から先に生まれたような キモ…男
ヘンタイ
キモ…
YOSHIKIって 全部綺麗過ぎちゃって
ヘンタイ 好き……
さるへ!(感嘆語……)

台湾黒熊ジーパイ錦糸町店(元台湾悪パイ)をかじっていたよ……芯まで甘辛い 美味い

プロが こしらえた味って わけ!
ホッとして食べられる味なんです!

そうして
僕は これから 専門家の胸を借りて
生きていくって
決めたのさ!
スマホを プッシュしたら
若そうな 女の声が出た

「ウチの店で奴隷になるの?
ヘンタイ
それとも 私が そっちへ出向くの?
ヘンタイ
江戸川区への出張料・4,000円
ヘンタイ
道具を用意するから2時間後に着くよ
ヘンタイ」

Stranger In MyLife
愛しちゃいますぅ

僕はさ………  巷のアプリに
居るような
シロウトと 
お・付き合いするのは
辞めようと pvvk-!
(pvvk-文字化けではないのよ
気持ちを込める力瘤のようなモノよ)
思いました………
自分の進む道として
さまざまな専門家の胸を
借りることにduv/したいです
(duv/文字化けではないのよ
気持ちを込める力瘤のようなモノよ)勝手気ままな僕なのは分かります

専門家には
お金を払うので………くず野郎とか
言われることは
ありません!……いや 言われるのか…な
【倒錯倶楽部】!……だもんね!
お姫様が奴隷を
虐めるんだものね!
ご主人さまと 奴隷さん?!
だなんて 今どき
型に嵌まった ダメダメ倶楽部………だね
ふふふ
ヘンタイ

Stranger In MyLife
それでも……
愛しちゃいますぅ ククク

愛しちゃいますぅ……だってよ?!
現実を異化するために生きているときの
言葉が そんなんで
良いのかよ?!詩人さん?!
台湾黒熊ジーパイ錦糸町店(元台湾悪魔ジーパイ)の方が
何十倍も 【個】を主張してるぜ

台湾黒熊ジーパイ錦糸町店(元台湾悪魔ジーパイ)って 本気で燃えてるぜ!

【風俗ってさ どんなに 軽いもの
だって 関係性を求めている はず】と
詩友の 櫻井さんは 熱く 熱く語った……
確かに 今まで観てきた 
どのアダルトコンテンツも 
ディープシーン前後に
どーでもいい 「起」「結」の
シーンを くっつけて いたなあ……
櫻井さん……ものすごく
研究してるなあ!
そうだね……もしかして 櫻井さんは 
生真面目 ナ 求道者……
ヘンタイ

熱く熱く 風俗を選んだりしてる
その ときどきの
僕は 奴隷さん?!は
そんな 関係性には 実は醒めており
心身ともに 行き場は ない
なんだか もうダメ…… 寂しい……
なんだか イッチャウ
僕たち?!は 
ヘンタイ「アタシの性欲を満たすアタシの為だけの生殖器がアンタ
アンタはアタシの所有物であり 肉奴隷ってわけ 光栄でしょ?

呼び名はヘンタイで
特技は 肉奴隷 専属ペットとして従順にアタシに奉仕すること」

ああ 本当に 類型的な 言い方だな……
ヘンタイ
自覚の無い ご主人さまって 悲しい……
ヘンタイ 

「最初に最低限の質問はさせてもらうね

1.【自分の性感帯】
2.【平均射精回数】
3.【一番のご褒美】

どれも やってあげるかどうかはアタシ次第だけど 一応聞くだけ聞いておいてあげる
2番の射精回数はアンタが無駄打ちして いざアタシが気持ちよくなりたいときに肉奴隷として機能しなかったら駄目だからさ
アンタが一回しか持たないようなくっさいチンポで、二回目できないようなフニャチンなら 貞操帯なんか使って 徹底した射精管理duv/するしかないから」

まあ おそらく 自己利益ばかり 挙げ続けている ご主人さまは
台湾黒熊ジーパイ錦糸町店
ヘンタイ
(元台湾悪魔ジーパイ)またはStranger In MyLife
を どのように
召し上がるので しょうか?
ヘンタイ

「ね! ヘンタイ
アタシの靴 先まで エナメルなの
つま先まで 舐めて頂戴ね!!」
はい………!風の中の妄想では
ヘンタイ%%0%%%%%%%%%
文字化けするように 生きる

もうすぐ お道具箱 ジャラジャラ
鳴らして
お姫様さまが 蔵前橋通りを走り
平井大橋を 渡って
平井5-49-4で ドライバーさんは
クルマを 停める はず……
東の空は ちょっとだけは
明るんで いる かも しれません
クルマから 降りてくる
ご主人さまを 見たい です……
ヘンタイ

ベッドの上からずっと落ち葉を眺めている

………………………………

あ お…ひめ……さ…マ…?!
toughnessの 靴音が 近づいてくる!
bondage から はみ出した剛毛で
輝く 箒を つくろう!!

 

 

 

台湾黒熊ジーパイ錦糸町店(元台湾悪魔ジーパイ)またはStranger In MyLife」への2件のフィードバック

  1. X JAPAN とアルファが詩の四行目あたりに出てくるように、今井さんの詩には基調を為している音階があって、そのリズムで詩が構成されているのではないかと思っている。そういうリズムを、詩を読み進むうちに感じてしまうのではなかろうか。詩の題名は、台湾料理店で、これは実在する店のようである。美味しいからなのか、全体を通じて詩の中で、良い脇役を演じているような気がする。詩の中でなるほどと思ったところがあって、(風俗ってさどんな軽いものだって関係性を求めている はず)という言葉で、こうして見ると風俗というのはとても健全な遊びなんだと思わぬではない。そして、今井さんが描く風俗は、どこか乾ききっていて、欲望にジメジメしているところがない。それは詩の中で語られている。「そんな関係性には 実は冷めており 心身ともに 行き場はない 何だかもうダメ・・・寂しい・・」という辺りが作者の本音なのではないだろうかと思ってしまった。しかし、詩はどんどん進行して、読む者に、風俗のただ中に浮遊しているような気にさせるのは、作者の力量というものではないだろうかと改めて思った。風俗は描いてはいるが、湿ったところがないので、欲望がすっかり抜け落ちて、詩に昇華しているところは流石であると言わざるを得ない。

  2. こちらのコメント欄へも、ご感想をお寄せいただき、どうもありがとうございます。
    ⭐X JAPAN とアルファが詩の四行目あたりに出てくるように、今井さんの詩には基調を為している音階があって、そのリズムで詩が構成されているのではないかと思っている。
    ……に、ついてですが、おっしゃる通りだと思います。今回の作品では、【ヘンタイ】という言葉が頻繁に出てきますが、この【ヘンタイ】が、ドラム=タイコの役割をして、リズムを刻み、詩が進行していく……という構造になっております。それが伝わると良いのですが……。

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